この前トマトの脇芽の見分け方と取り方について記事にしました。
摘み取ったわき芽については普通は捨ててしまうのですが、わき芽も再利用してみようじゃないか!という記事でした。
普通は捨ててしまうわき芽を再利用して、より多くのトマトを実らせることができるって素敵じゃないですか。もう少し長く楽しめますし嬉しいことだらけです。
脇芽をとったらすることは何?
脇芽をとったら次にすることは根を生やすことです。根を生やすには水の中に一晩入れて待つ。ということが必要なのですが、その前にやっておくと良いことがあります。
新聞紙に包んで一晩おいておくと良いと言われています。これは茎の切り口を乾燥させて切り口から病気になることを防ぐという目的もあるんですね。この際に、わき芽の下の方にある枝をカットして整えます。
新聞紙で包んでいるので、必要以上に水分が飛んでわき芽がしおれてしまうということはありません。適度にしおれますが、その分、水につけた時には思う存分水を吸ってくれるでしょう。
その後、切り口を水につけて根を生やします。
脇芽を水差しして根をはやす方法
水につける期間については1週間から10日ということで問題ありません。1週間ほど水に差しておけば根が生えてくるんですね。
では、どれくらいの水に差しておけばいいのかということについては色々と方法があるようです。調べてみると2つの方法がありました。
コップやバケツに10センチくらいの深さの水を入れるやり方
調べると多くの情報を見つけられるのがこの方法です。
たっぷりの水に摘み取ったわき芽を差しておき1週間くらい放置します。1週間後には見事に根が生えている。
というものです。この方法は最初にわき芽を水に差しておくだけという簡単さなので失敗することはほとんどないでしょう。
コップに1センチほどの水を入れてそこに差す方法
この方法は調べていて初めて知ったのですが、1センチくらいの深さの水に差しておくという方法です。
こちらも1週間ほど水に差しておくのですが、水は毎日交換する必要があります。
深い水にわき芽を指しておくと根が広い範囲にわたって生えてくるんですね。そうすると茎の部分が腐りやすくなるので良くありません。
こちらの方法はちょっとだけ手間がかかりますね。面倒くさい事の嫌いな僕はこの方法よりも先ほどのコップに差したままの方が楽でいいとは思います。
終りに
今回2つの方法をご紹介しましたが、個人的には最初にご紹介した「コップやバケツに10センチくらいの深さの水を入れるやり方」をお勧めします。
脇芽はたくさん出てくるわけですから多少失敗しても大丈夫です。
元々は捨ててしまうものだったのですから、たくさんあるうちのいくつかが成功すれば儲けものと考えれば気分も楽になるでしょう。