家庭菜園ビギナーズに人気の野菜としてトマトやキュウリがありますよね。
これらの野菜はあまり手をかけなくてもそれなりに実は育つので、ものぐさな僕でも毎年収穫の時期が来たら食べきれないほど大量に実をつけてくれます。
でも、きちんと手入れすることで、よりおいしい実を食べることができるはず。そう思ってきゅうりの育て方を調べてみました。
キュウリの育て方は?
キュウリを育てるには種から育てる方法と苗を買ってくる方法がありますが、普通は苗を買ってくる方が簡単なので苗を買って植える人が多いと聞きます。
僕も毎年、苗から買ってきて植えています。また、苗を買う際は接ぎ木の苗を買ってくるようにしています。
接ぎ木の苗というのは、別の2つの植物を根の部分と根より上の部分に切ってくっつけたものを言います。例えばキュウリの苗であれば、かぼちゃの根にキュウリの上の部分をくっつけたものです。
接ぎ木の苗は普通の苗より多少価格が高くなりますが、病害虫の被害を受けにくいというメリットがあるのでそうしています。
せっかく大事に育てていたのに病害虫にやられてしまったということになったら悔やんでも悔やみきれません。
それが育て始めで、お店に苗が売っている時期であれば、まだ新しい苗を購入することで対応はできますが、苗の取り扱いが終わってしまった時期に病害虫の被害にあったということであればその1年は無駄になってしまいます。
非常にもったいない。
ということでキュウリを苗で買うなら接ぎ木苗がおすすめです。
キュウリの支柱について
そしてキュウリはつるが長く伸びていくので支柱が必要になります。1株に対して3本くらいの支柱で支えてあげるのが理想的です。
つるも複数伸びてきますので1本だけでは足りないんですね。また実をたくさんつける頃になれば、それなりの重量になりますから支柱はしっかりと太いものを用意しましょう。
キュウリは成長が早いのでちょっと目を離すとつるが伸びまくっていることがあります。こまめに確認して必要に応じて麻ひもなどで誘引しましょう。
誘引とは伸びたつるがあちこちに行ってしまわないように支柱に結び付けることです。きちんと支柱に結び付けることでつるが折れるのを防ぎます。
その際に茎には優しく支柱にはしっかりと結び付けておくことが大事です。
最初と2番目の実は取り除くべし
一番初めに付けた実を見つけると嬉しくなりますよね。大事に育てたくなります。ですが、最初と2番目の実は取り除く必要があるんです。
それは株の成長をよくするためなんですね。そのまま育ててしまうと株が疲れてしまって実が大きくならないんですね。
長さが15センチくらい、太さが2~3センチくらいの大きさになった最初と2番目の実に関してはとってしまいましょう。
取った実は初ものですからありがたく美味しく頂きましょう。
摘芯とは何?どのようにしてやるの?
摘芯とはキュウリの親つるの先端を切ってしまうことを言います。あまりに伸びすぎると実のなりが悪くなってしまうからです。
また、子つるの成長させるという意味合いもあります。
分かりやすい動画を見つけましたので是非参考にしてください。0:32あたりから摘芯の説明をしてくれています。
追肥のやり方なども解説してくれているので参考になります。
おわりに
家庭菜園をする理由は人それぞれだと思いますが、僕の場合は育っていく野菜を見るのが楽しいという所もあります。
人によっては食費が浮くから野菜を育てている。という人もいるかもしれませんが、実際にやってみると、苗を買ってきたり肥料を買ってきたり、水をやったりと手間暇がかかるので、意外とスーパーで買った方が安く上がる。なんてこともあるかもしれません。
それでも取れたての野菜を食べられるのは嬉しいので、家庭菜園は止められません。今年のキュウリのなりが楽しみです。